「ベトナムコーヒー豆をお土産に買いたいけど、どれを買ったらいいのだろう…」
キリッとした苦味と練乳の甘さが特徴のベトナムコーヒー。日本ではなかなか飲めないあの味を是非お土産に買って帰りたいと思いますよね。
しかしベトナムコーヒー豆は色々な種類がありますが、美味しいものとあまり美味しくないものがはっきり分かれます。
そこで今回はお土産として自信を持って買える、おすすめのベトナムコーヒー豆を、3つの観点から紹介します。
なおこの記事はベトナムで買うお土産としてのコーヒー豆を紹介しています。日本のネット通販で買えるベトナムコーヒーについては「ベトナム在住の筆者がおすすめ!通販で買いたいベトナムコーヒー」で紹介しています。
Contents
ベトナムコーヒー豆がお土産におすすめといえる3つの理由

ベトナムコーヒー豆がお土産に適しているといえるのには、次の3つの理由があります。
- ベトナムはコーヒー生産量が世界第2位
- なのに日本ではあまり流通していない
- そして美味しい
お土産をもらう時に一番嬉しいのは、(1)自分ではなかなか買えないもので(2)価値が高い、あるいは希少なものですよね。
ベトナムコーヒーはこれらの条件が揃っているので、お土産におすすめといえます。
なおベトナムコーヒーは美味しいのになぜ日本ではあまり流通していないかなど、ベトナムコーヒーの特徴については、「ベトナムコーヒーの特徴とは?独特の味に隠された秘密を解説します!」で詳しく解説していますので、あわせてお読みください。
お土産として最もおすすめなベトナムコーヒー豆
世界第二位のコーヒー豆生産国だけあって、ベトナムはカフェやコーヒー豆を売っているお店があちらこちらにあります。
そんなたくさんあるコーヒーの店で間違うことがないよう、次の3つの基準からおすすめのコーヒー豆を紹介します。
- 安さ(バラマキ用)
- クオリティ
- 希少性(ジャコウネココーヒー)
これらのベトナムコーヒー豆をどこで買えるかなども含めて詳しく解説しますね。
(1)バラマキ用なら大手スーパーで
スーパーでは外見が立派でしかも安いコーヒー豆が売っていますので、バラマキ用としては最適です。
インスタントもおすすめ
ベトナムのインスタントコーヒーは、3in1(コーヒー、ミルク、砂糖)として売っているのが基本で、お湯を注ぐだけで甘くて美味しいベトナムコーヒーが飲めます。
- 手軽にベトナムコーヒー が飲みたい
- 大袋で買って大勢に配る。
- 手頃な値段で高そうなお土産を買いたい
スーパーに行けばいろいろな種類のインスタントがありますので、お好きなものを選んでみてください。


スーパーで買うならクレジットカードを使おう
海外での買い物は基本的にクレジットカードを使いましょう。なぜならクレジットカードで買い物をすれば、現地の言葉を知らなくても買い物ができ、手数料が安く、安全だからです。
特にベトナムの大手スーパーのほとんどはクレジットカード払いができますので、積極的に使用しましょう。
海外でのショッピングとクレジットカードについて詳しくは、「クレジットカードで手数料ゼロ!海外でお得に両替や買物をする裏技」を参照ください。
(2)クオリティを求めるならTrung Nguyen(チュングエン)コーヒー

ベトナム大手のコーヒーチェーンTrung Nguyenコーヒーは、ベトナムコーヒーを代表するコーヒー豆です。
ベトナムはコーヒー大国なので色々な種類が売っていますが、当然のことながら全てが美味しいわけではありません。
ベトナムコーヒーはロブスタ種という独特の苦味がある品種を使っていますので、その味を誤魔化すためにバターやナンプラーを使って焙煎しているものがあります。
それだけならいいのですが中には「モカ」や「ブルーマウンテン」の豆の香り付けをしているだけの粗悪品もあります。
そんな中でTrung Nguyenコーヒーは、ベトナムコーヒー豆の苦味を上手に活かしたブレンドをしていて豆も最高級のものを使っています。
一般に売っているベトナムコーヒー豆の味の違いは歴然で、コーヒー好きの人ならすぐに味の違いが分かるでしょう。
Trung Nguyen(チュングエン)コーヒーの種類
スーパーではもっと安いベトナムコーヒー豆も売っていますが、美味しいベトナムコーヒーはTrung Nguyenコーヒーの値段が妥当であるということを覚えておきましょう。
そんなTrung Nguyenコーヒーの中でSáng tạo(1-5、8)と表示されたものを紹介します。
名称 | 写真 | コーヒー豆について | 値段 (340g) |
---|---|---|---|
Sáng tạo1 | | ロブスタ豆100% 。いわゆるベトナムコーヒー。 | 約250円 |
Sáng tạo2 | | アラビカ豆とロブスタ豆のブレンド。比較的飲みやすい。 | 約300円 |
Sáng tạo3 | | 軽くて飲みやすいコーヒー。アラビカ豆100% 。 | 約350円 |
Sáng tạo4 | アラビカ豆とロブスタ豆が上手にブレンドされている。 | 約400円 | |
Sáng tạo5 | | アラビカ豆100%。飲みやすいコーヒーならこれ。 | 約450円 |
Sáng tạo8 | ![]() | 特別にブレンドされたコーヒー。香り高く飲みやすい。 | 約1,000円 |
ちなみにチュングエンコーヒーは日本でもネット通販で購入できます。
値段は現地の倍以上しますが、日本でも本格的なベトナムコーヒー を飲めるので妥当な値段でしょう。リピートしたくなったら是非試してみてください。
(3)珍しい味ならHương Mai Cà phê

ベトナムコーヒー豆は日本で売っているコーヒー豆と味が違いますので希少性がありますが、さらに希少性を求めるならコピルアク(ジャコウネココーヒー)でしょう。
ジャコウネココーヒーとは、ジャコウネコのフンから取り出した豆を洗浄、焙煎したコーヒーのことです。
ベトナムのジャコウネココーヒーはインドネシアに次いで有名ですが、その希少さ香りと味の良さから日本のホテルで飲むと1杯8,000円するところもあるほどです。
そんな高価なジャコウネココーヒー(Cà phê chồn)ですが、ベトナムのハノイにあるフンマイカフェ(Hương Mai Cà phê)で買うことができます。値段はおよそ210,000〜230,000VND(約1,000円)で売っています。
普通のコーヒー豆と比べると少し高いですが、ジャコウネココーヒーとしては安すぎなので、天然のジャコウネココーヒーではありません。
しかしHương Mai Capheは外国人狙いのお土産屋さんで、店内が清潔で安心してコーヒー豆を買える
筆者もよくHương Mai Capheのジャコウネココーヒーを飲んでいますが、飲むとキレのあるベトナムコーヒーの苦さに、果実の香りがふんわりただようとても美味しいコーヒーです。
これだけの話題性と希少性があればお土産にぴったりです。コーヒー好きの珍しい物好きの友人にプレゼントしてみてください。
なおジャコウネココーヒーの本物と偽物の特徴や見分け方については、次の記事を参考にしてください。
専用のフィルターも忘れずに

ベトナムのコーヒー豆を買うときは、専用のフィルター「カフェ・フィン」も忘れずに買ってください。
普通のコーヒーメーカーでも淹れることはできますが、やはりベトナムのあの雰囲気と味を出すためにはカフェ・フィンは不可欠です。
スーパーでは単品を売っていないところもありますが、ベトナムのどこにでもあるコーヒーチェーン店、ハイランズコーヒーではステンレスタイプのものが売っています。
次の記事では、ベトナムや日本で買えるおすすめのフィルターやその特徴について解説していますので参考にしてください。この記事では「専用フィルターを使ったベトナムコーヒーの入れ方」も説明していますので、お土産を買ってあげた友達にも見せてあげてくださいね。
【まとめ】ベトナムコーヒーはお土産で買うと喜ばれる
今回おすすめしたコーヒー豆を「安さ」「味」「希少さ」で分類すると次のようになります。
コーヒー豆 | 値段 | 味 | 希少性 |
---|---|---|---|
スーパー(コーヒー豆) | ◎ | △ | ◯ (種類によっては日本で売っていない) |
スーパー(インスタント) | ◎ | △ | ◯ (ドリアンコーヒーなど日本にないものがある) |
Trung Nguyen | ◯ (豆の種類による) | ◎ | △ (ネットでも買える) |
Huong Mai | △ | ◯ | ◎ (ジャコウネココーヒーがある) |
どのベトナムコーヒーの豆を買うにしても、大事なのは気持ちです。ベトナムコーヒーを飲んで美味しいと思い、その感動を伝えれば、お土産の価値は自ずと上がっていきます。
旅行期間中、ベトナムコーヒーを十分に味わってくださいね。
ベトナムコーヒーにはベトナムのダークチョコレートがとてもよくあいます。ベトナムのカカオから作ったチョコレートはクオリティが非常に高く、世界も注目する味です。
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