ジャコウネココーヒーは偽物だらけ!本物の特徴と見分け方

「ジャコウネココーヒーは偽物だらけってほんと?」

1杯数千円もするジャコウネココーヒーですが、そんなに高いお金を出しても偽物だったら絶対いやですよね。でも残念ながらジャコウネココーヒーに偽物が多いのは次のニュースからもわかります。

世界で最も高価なコーヒーの一つとされ、まがい物が横行しているインドネシア産の希少品「ルアック・コーヒー」について、日本とインドネシアの研究チームが7日までに、成分分析によって「本物」と識別する方法を見つけ、米専門誌に発表した。
チームによると、信頼性の高い識別法が考え出されたのは初めて。

引用元:日本経済新聞2013/10/7付 希少「ルアックコーヒー」の識別法発見 日本などの研究チーム より
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0700Q_X01C13A0CR0000/

※ルアックとはインドネシア語でジャコウネコのこと。

この記事は「ジャコウネココーヒーの偽物が大量に出回っている」という事実と同時に、「偽物を見分けるのはかなり難しい」ということを読み取れます。

ジャコウネココーヒーの記事はいろいろありますが、残念なことに間違った情報に基づいて作成している記事もたくさんあります。

そこで筆者はジャコウネココーヒーのもう一つの本場ベトナムに行って、ジャコウネココーヒーを売っている店の責任者と直接話し、それが本当のジャコウネココーヒーかどうかを確かめてきました。

この記事ではそんな筆者の経験から偽物のジャコウネココーヒーの特徴を解説し、本物のジャコウネココーヒーが飲める店を紹介します。

3種類の偽物ジャコウネココーヒー

ジャコウネココーヒーが高い理由は天然のジャコウネコ1匹につき、およそ3g程度しかコーヒー豆を採集できないからです。

天然のジャコウネコは、自然に生えているコーヒーの実から最も美味しい実を選んで食べますが、コーヒーの実の中にある豆は未消化のままフンと一緒に排出されます。

この時コーヒーの実は硬い殻に覆われていますのでフンに直接触れることはなく衛生的に問題ありません。

ジャコウネコによって特別に選ばれたコーヒー豆は、ジャコウネコの胃腸という特殊な環境の中消化酵素により発酵し独特の味を生み出すことになります。

それで「天然のジャコウネコによるコーヒー豆」以外を本物のジャコウネココーヒーとして認めないなら、偽物のジャコウネココーヒーの中には、次の3種類があることになります。

  1. 天然ではなく飼育されたジャコウネコにコーヒーの実を食べさせている
  2. ジャコウネココーヒーと普通のコーヒーを混ぜている
  3. ジャコウネココーヒーの香り付けをしている

それぞれがどの程度まで許容できるか、詳しく解説していきます。

(1)天然ではない飼育されたジャコウネコのコーヒー

飼育されたジャコウネコによるジャコウネココーヒー

天然のジャコウネコのフンを探すのは大変ですので、大量生産するためにジャコウネコを飼育して無理やりコーヒーの実を食べさせています。

飼育されたジャコウネコのフンから出たコーヒーの味は、ジャコウネココーヒーの味がしますので完全な偽物なわけではありませんが、やはり本物と比べると味が落ちます。

良心的な店や会社は飼育されたジャコウネココーヒーと説明してくれますので、逆にそのような店が「天然のジャコウネココーヒー」と言えばそのコーヒー豆は本物でしょう。

(2)本物の割合が少ない

店員に聞いたら90%が飼育されたジャコウネコによるコーヒーと説明してくれました。

「本物のジャコウネココーヒーの豆」と「普通のコーヒー豆lをブレンドさせたコーヒーのことをジャコウネココーヒーとして販売しているところはたくさんあります。

この場合本物がどれほどの割合か、偽物として使っているコーヒー豆が何かも考慮に入れておく必要があります。

例えばチュングエンコーヒーで提供しているジャコウネココーヒーは、90%が飼育されたジャコウネコのフンから出たコーヒー豆で残りの10%はコーヒーの味を引き立てるためにブレンドしていることを認めています。

一方で本物は1割程度で残りは普通のコーヒー豆であり、しかもパッケージには大々的に「ジャコウネココーヒー」と表示しているなら、明らかに騙す目的でブレンドしていますので飲むに値しません。

(3)香り付けしているだけ

ジャコウネココーヒーの香り付けをしているだけのコーヒー豆。日本ではなかなか買えないという意味ではお土産としての価値があるかもしれません。

普通のコーヒー豆をジャコウネココーヒーの香り付けをしているだけのコーヒー豆があります。

さらに悪いことにモカやブルーマウンテンも香り付けしているだけで、どれも同じ豆で売っているメーカーもあります。

上記の写真のように「ジャコウネココーヒーの香り」とはっきり書かれている豆はある意味信頼できますが、表示されていない場合もありますので注意が必要です。

本物のジャコウネココーヒーが飲める場所

天然ジャコウネコ100%のジャコウネココーヒー。70gで約12,000円します。

本物のジャコウネココーヒーの条件

本物ジャコウネココーヒーを飲むためには、次のような条件が揃っていなければなりません。

(1)値段

ジャコウネココーヒーは生産の手間が非常にかかる上に、1匹のフンにつき3gしかとることができません。それを天然のジャコウネコのフンを探すとなると上記の写真のような値段になってしまいます。

(2)信頼できる条件

「飼育されている」「香り付けがされている」など偽りなく書かれているなら、天然と表示されているのも信頼できます。

(3)味

最終的には本物を一度飲んでみなければわかりません。最も良いのはインドネシアとベトナムで、天然のジャコウネコがいるコーヒー農園で飲んでみることです。

日本でも本物のジャコウネココーヒーを飲むことはできますので、あわせて紹介しますね。

ベトナムのダラットMe Linh Coffee Garden

場所:tổ 20, thôn 4, xã Tà Nung(クリックするとグーグルマップにジャンプします)
ジャコウネココーヒー1杯:65,000VND(約300円)
ジャコウネココーヒー100g:400,000VND(約1,800円)

ベトナムではコーヒーの生産地であり、天然のジャコウネコがいるダラットでは本物のジャコウネココーヒーを安く飲むことができます。

インドネシアのバリ I Love BAS Agrotourism

場所:Jalan Raya Jurusan Tampaksiring – Kintamani Br. Sribatu(クリックするとグーグルマップにジャンプします)
ジャコウネココーヒー1杯:RP.60.000(約500円)
ジャコウネココーヒー豆(1杯分):RP.60.000(約500円)

こちらはコーヒー農園が経営しているカフェで、天然のジャコウネコやコーヒー豆の焙煎などを見学することができる本物のジャコウネココーヒーです。

日本の東京 シマダカフェ 神楽坂

場所:東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂3丁目テラス 3F(クリックするとグーグルマップにジャンプします)
ジャコウネココーヒー1杯:1,480円

日本ではジャコウネココーヒーの豆を輸入してくるしか方法がありませんので、必然的に値段が高くなります。そんな中でこちらの店はジャコウネココーヒーを比較的手頃な値段で飲むことができます。

通販で買える本物のジャコウネココーヒー

ジャコウネココーヒーの豆が買いたければ、こちらの商品をおすすめします。

ジャコウネココーヒー 200g【野生】コピルアク コピルアック【浅煎】【売れ筋】【オススメ】
by カエレバ

こちらのジャコウネココーヒーの豆は本場バリ島から直送していて、天然のジャコウネコから採取していますので、100%本物です。

まとめ

偽物のジャコウネココーヒーには次の3つの特徴があります。

  1. 飼育されたジャコウネコ
  2. 普通のコーヒー豆とブレンドしている
  3. ジャコウネココーヒーの香り付けしている

本物のジャコウネココーヒーを飲みたければ、今回紹介したようなバリやベトナムのダラットのような天然のジャコウネコがいるコーヒー農園で飲むのが最も良い方法です。

しかしそれぞれのジャコウネココーヒーは、ある意味日本ではなかなか買えない希少性の高いものなので考え方によっては価値があると言えるかもしれませんね。

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