夜眠いのになかなか寝れない
朝すっきり起きられない
日中ずっと眠気をひきずっている
あなたにこのような症状があるなら、睡眠の質が関係しています。そして睡眠の質を上げる快眠グッズを探しているなら、あなたの五感を満たすものを選んであげる必要があります。
私たちは1日の3分の1を睡眠のために使っています。でも寝ている間は意識できませんが、寝ている間もあなたの感覚は働き続けています。
本当の意味で脳や体をしっかり休ませてあげるためには、寝る前や寝ている間に「睡眠五感」を満足させてあげる必要があります。
今回はすぐに眠れて睡眠の質を上げ翌朝爽やか起きることができる、睡眠五感を満たした快眠グッズを紹介します。
ここで紹介する睡眠グッズを使えば、あなたの睡眠の悩みは劇的に変わりますので、ぜひ試してみてくださいね。
Contents
快眠には「睡眠五感」に適した環境を
「睡眠五感」とは睡眠の質を高めるための感覚で、通常の五感に含まれている「味覚」を「温熱感覚」に変えた次の5つの感覚です。
- 視覚
- 聴覚
- 嗅覚
- 触覚
- 温熱感覚
これら5つの感覚満足させて快眠につながるグッズを紹介します。
(1)【視覚】アイマスクと光による目覚まし時計
私たちはメラトニンというホルモンが分泌されれば自然に眠くなり、メラトニンが抑制されれば自然な目覚めへと向かいますが、メラトニンを抑制するためには視覚から取り入れる「光」の量を調整する必要があります。
つまり寝るためにはできるだけ光を遮断し、起きるときには光をしっかりと浴びる必要があります。
圧迫感のないおすすめのアイマスク

アイマスクは光を遮断できるものなら、100均で売っているものでも効果があります。ただ安いアイマスクは光の遮断がイマイチなので、真っ暗にはなりません。またただ目に乗せているだけなので圧迫感もあります。
そんな眠りにこだわりたいあなたにおすすめしたいアイマスクがあります。
このアイマスクは3D構造になっているので圧迫感がありませんし、隙間から光が入ってくることがなく光を99%カットできます。
また耳にかけるタイプは長時間着用していると耳が痛くなってしまいますが、このアイマスクはマジックテープで調整できるタイプなので、気持ちよく寝ることができます。
音ではなく光で起きるおすすめの目覚まし時計

快眠のためには、寝る時の光の遮断よりも起きた時強い光を浴びることが大切です。
起きた時に約2000lxの光を浴びることによって、メラトニンが抑制されセロトニンが分泌され自然と目覚めるようになります。しかしそれだけではありません。
光を浴びてメラトニンが抑制されてから15〜16時間後になると、今度はメラトニンが分泌されるようになり夜眠くなります。
つまり朝光をしっかりと浴びることによって、朝目覚めるだけでなく夜寝る時間に自然に眠くなる効果があります。
でも朝起き上がってカーテンを開けるのが辛い、というときもありますよね。特に曇りの日や朝日が登るのが遅い冬の時期は十分な光を浴びることはできません。一般家庭にある電気では2000lxに相当する光はありません。
そこでおすすめしたいのが、音だけではなく光で目覚める目覚まし時計です。


この「光と大音量の最強目覚しinti4(インティ フォー) 」はただの目覚まし時計ではなく、朝メラトニンを抑制しセロトニンを分泌して自然な目覚めにつながるのに十分な光量20,000lxを指定した時間に出してくれる夢のような時計なんです。
この目覚まし時計のおかげで朝なかなか起きられない人も夜なかなか寝付けない人も、自然に眠り自然に目覚めることができています。
(2)【聴覚】 耳栓か音楽
音を遮断する耳栓と音を発生させる音楽は一見反比例しているように見えますが、「ストレスを和らげる」という意味で共通しています。
ここではその2つを紹介しますが、どちらがよりストレスを和らげるかは個人差がありますので、自分に合った方法を選んでみてくださいね。
周囲の音をかなり遮断し耳が痛くならないおすすめの耳栓
安眠するためには騒音は40デシベル以下が良いとされていますが、これは閑静な住宅地や図書館のようなレベルです。外からの騒音があると窓を閉めてもこれをクリアすることはできません。
私たちは普段無意識のうちにかなりのストレスを感じていますが、その中でも大きな位置を占めているのが、騒音です。
ほとんどの場合私たちの周りは常に騒音にさらされていますが、それは私たちが騒音に耐性がついたのではなく音に「慣れ」ているだけです。
あなたも真夏にうるさかったセミの鳴き声が一旦止んだ時「ホッとした」という経験はありませんか?「あれ?今まですごい音してたんだな」と感じたこともあるかもしれません。
このようにホッとするというのは、今までに強いストレスを受けていた証拠です。
都会では蝉の鳴き声だけではなく、車の騒音、工事、人の声など様々な「騒音」がありますが、知らないうちにストレスはどんどん蓄積し、眠りの質に影響を与えます。
そこで騒音をなくすために必要なのが耳栓ですが、その中でも最もお勧めなのがこのMacks Pillow Softのシリコン製耳栓です。
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筆者自身10種類以上の耳栓をいろいろ試してみたんですが、「どれもだいたい同じ」という印象でした。
しかしこの耳栓とアイマスクをしてから仮眠をすると、起きた時に一瞬「ここがどこかわからなくなるレベル」で熟睡できました。質のいい仮眠を取りたいときは、ぜひこの耳栓を試してみてください。
癒し効果のあるおすすめの音楽アプリ
心地よく眠るためには交感神経よりも副交感神経を優勢にさせる必要があります。平たくいいますとリラックスさせるということですが、心地よい音楽はストレスを和らげリラックスしてくれます。
もちろん音楽であればなんでも良いというわけではありません。激しいリズムの音楽は交感神経が優勢になって覚醒してしまいますので、いわゆる「癒し系ミュージック」を聴くようにしてください。

このアプリは深い眠りにつきやすいα波の状態へと導いてくれます。しかもタイマーをかけて自然な眠りにつくまで流しておけるようにしておくことができます。
大音量の目覚まし時計はどうか
ちなみに目覚めのために大音量の目覚ましをする人がいると思いますが、この記事ではあまりおすすめしていません。なぜなら大きな音で目覚めると脳は「警告音」として受け取ってしまいますので、強いストレスを受けて起きることになるからです。
それでもどうしても決まった時間に起きなければならないということもあるでしょう。もしそうなら先ほど紹介した光で目覚める「光と大音量の最強目覚しinti4(インティ フォー) 」がお勧めです。
この目覚まし時計は大音量の目覚まし機能もありますので、普段は光目覚めてどうしても起きなければならないといは音量をセットするという使い分けができます。
(3)【嗅覚】 アロマディフューザー
嗅覚は安眠のために特に大切な感覚の一つです。寝る前にリラックス効果のあるアロマを嗅げばすぐに眠りにつくことができますが、それだけではありません。
私たちは寝ている間も嗅覚が働いていることがわかっていて、寝ている間にリラックス効果のあるアロマを嗅げばより深い、質の高い睡眠になります。
お手入れが不要で手間なしのおすすめアロマディフューザー
ストレス社会の中でアロマディフューザーの人気は高まっていますが、一方で「アロマディフューザーを買ってみたものの面倒でやめてしまった」という人も少なくありません。
そんな中で開発されたのが、このアロマフューザーです。
この商品の特徴は次のようになっています。
- ワンタッチで香りをセット&チェンジ
- 水を使わないので衛生的
- お手入れ不要で手間なし
- 途中での香りの変更OK
- 最後までフレッシュにしっかり香る
取り換えやお手入れが面倒でやめてしまった人も含めて、ぜひ試してみてください。
(4)【触覚】 寝具
快眠にこだわっている人はどうしてもベットに注目がいきますが、枕、パジャマなど私たちの皮膚と接触するものは全て睡眠の質に大きく関係します。
これらは全て自分に最も合うものを選んで欲しいので、ここであえて全て紹介はしませんが、その中でパジャマと枕を紹介したいと思います。
部屋着ではなくパジャマを
睡眠の質を高めるためには、寝る前に部屋着からパジャマに着替えてください。パジャマは寝ているときにでもリラックスできるように設計されているからです。
この点について日本睡眠学会所属医師坪田聡氏は次のように解説しています。
パジャマと部屋着での睡眠効率の差について、興味深いデータがある。
ワコールとオムロンヘルスケアが共同で行った実験によると、スウェットやジャージなどの部屋着で寝た期間、夜中に目覚めた回数の平均は3・54回だった。
一方、パジャマを着用して寝た期間の回数は、平均3・01回となった。
パジャマ着用の有無で、夜中に目覚める回数が約15%も変わったのだ。
引用元:坪田聡著ダイヤモンド社発行 「朝5時起きが習慣になる『5時間快眠法』」STEP2 睡眠の「質」を上げ、脳と体を劇的に回復させる より
パジャマは自分にあった素材を選ぶのがベストですが、コットンやシルク素材のパジャマは肌触りがよくて触覚に心地よい刺激を与え、通気性が良く保温質に優れていますのでおすすめです。
横向き寝専用おすすめの枕

快眠のためにおすすめなのは横向き寝専用枕「横向き寝まくら「YOKONE3(ヨコネ3)」です。

この枕は横向きで寝れるように設計された枕で特許が申請されています。仰向きで寝るとイビキをかくときに肺にとても負担がかかってしまい、気づかないところでかなりの体力を消耗しています。
しかしこの枕を使えば自然に横向きで寝れ、気道が狭くならないのでイビキをかきづらくなります。
特に睡眠時無呼吸症候群の人やいびきをかきやすい人におすすめですが、そうでない人も呼吸が通りやすいので寝ている時の負担をかなり和らげることができます。
(5)【温熱感覚】エアコンと除湿機加湿器
睡眠の質に影響する人間が最も快適な温度と湿度は次の通りです。
室内温度 | 室内湿度 | |
---|---|---|
夏季 | 26℃前後 | 50% |
冬季 | 16〜19℃ | 50% |
眠りにつくまでも大切ですが、睡眠の質を高めるためには寝た後もこの温度や湿度を保っておくことが大切です。
そこでできれば夏季と冬季はエアコンをつけっぱなしにしておくのベストですが、「電気代がもったいない」という人は最低でも2時間のタイマーをつけておきましょう。
なぜなら「睡眠の7つの効果とは?筋肉、美容から免疫力の向上まで」で解説してある通り、睡眠のゴールデンタイムは寝始めの90分で、この時間いかにぐっすり眠るかが直接睡眠の質に影響するからです。
寝ている間も湿度を調整できるおすすめの加湿空気清浄機

さてエアコンを使うと温度の調整はできますが、今度は湿度が下がりすぎてしまいますので加湿器もひつようになってきます。
安い加湿器でもいいのですが、寝ている間に使うので自動で湿度を調整してくれるタイプがベストです。そこでおすすめしたいのがこの加湿器です。
この加湿器は「おまかせ運転空気の状態センサー」で見張っていて、設定された湿度に調整してくれますので睡眠にとって最も良い湿度にお部屋を調整してくれます。
もちろ加湿器だけでなく部屋の花粉や埃にも素早く感知して清浄してくれますので、部屋を快適な空間に保ってくれます。アレルギー体質の人にはとりわけおすすめしたい商品です。
まとめ
快適な睡眠を手に入れるためにはある程度お金がかかりますが、上手に選べばお金を払った以上の効果は必ずあります。
良い睡眠は仕事の生産性を上げ、学習効果が向上し、健康的な体を維持することができます。
今回紹介した商品は一度しか使えない消耗品ではなくほとんどは長く使えるものばかりです。良い睡眠の習慣を作って将来への投資をすると考えれば決して高い買い物ではないでしょう。
「夜眠れない」、「朝起きれない」、「日中眠い」など睡眠に関して問題を抱えている方も、「朝早く起きたい」、「睡眠時間を短くしたい」という人も今回紹介した快眠グッズを是非試してみてください。