2019年12月5日開店 ベトナムイオン5号店イオンモールハドンが面白い!

2019年11月26日(火)。平日の真っ只ですがベトナムイオンモール第5号店、ハノイイオンモール2号店となるイオンモールハドンが開店に先立って先行オープンしました。

筆者は開店前からイオンモールハドンに取材に行き、「ハノイにある」ということで際立つ日系企業イオンの魅力や今後の展開について考察してきました。

ハノイに在住している日本人の方も旅行で遊びに来ている方も、ぜひイオンモールハドンに一度足を運んでみて下さい。

ハノイ2号店 イオンモールハドンの基本情報

まずイオンモールハドンの所在地や営業時間など、基本情報を紹介します。

 営業時間(土日祝日)は9:00から!イオンモールハドンの基本情報

イオンモールハドン基本情報

住所: Duong Noi Ward, Ha Dong District, Hanoi City
TEL:(024)3.7576.999
Email:hadong.cs@aeonmall-vn.com
URL:https://aeonmall-hadong.com.vn
専門店の数:約220店舗
飲食店の数:78店舗
敷地面積:約9万8000m2
延床面積:約15万m2
営業時間:専門店平日10時~22時、土・日・祝日9時~22時
AEON Supermarket(1階)8時~22時
AEON General Merchandise Store(2階・3階)平日10時~22時、土・日・祝日9時~22時
CGV CINEMA8時~25時
休業日:年中無休

※2020年9月30日まではイオンモールスーパーを含む各店舗は金曜日と土曜日に限り23:00まで営業しています。

イオンスーパーマーケットとハイランドコーヒーなどの一部の店は朝8時から営業を始めています。

イオンモールハドンの位置は、ベトナムの首都ハノイ市の中心部から少し西に外れたハドン区という場所にあります。

現在イオンモールハドンはど田舎にポツンと佇んでいる状況ですが、これから…というよりすでにこのイオンモールハドンを中心に急速に開発がすすんでいます。

ちなみにハノイ2号店イオンモールハドンはハノイ中心部から南西にありますが、ハノイ1号店イオンモールロンビエンはハノイ中心部から北東の場所にあります。

ユニクロ・ハノイ1号店開店!ビンコムセンターと共に徹底解説!」でも紹介していますが、2020年冬にはユニクロイオンモール・ロンビエン店が開店するということで再び注目が集まっています。

ベトナムの旧正月(テト)も営業してます

テトの営業日

イオンモールができるまでは、「テトの期間中はお店がどこもしまっているのでテトが始まる前に買いだめをしなくてはならない」と言われていました。

でもイオンモールは毎年、テトの元旦初日午前11時からその他の日は通常通り営業してますのでもう心配いりません。「イオンモールロンビエン」も同様にテト初日から営業しています。

【裏ワザ】イオンモール無料シャトルバスを利用してみよう

ベトナムのイオンモールはすべて無料のシャトルバスが走っています。

BRT(バス高速輸送システム) Văn Khêというバス停から毎日走っていますので、このバス停で待っていれば下記の日程でイオンのバスが来てイオンモールハドンまで運んでくれます。

平日(月ー金)土日祝日
出発時間20分毎10分毎
運行時間8:00〜21:208:00〜21 : 40

BRT Văn Khê⇆イオンモールハドンは無料ですが、BRT Văn Khêまでは7,000ドン(約35円)かかります。

下記のボタンをクリックすれば、あなたがいる位置(ただしベトナムのハノイにいる人に限る)からBRT Văn Khêまでのルートと、利用するバスの番号が出てくるGoogleマップのページにジャンプします。初めての方もどうぞ試してみてください。

イオンモール専用バス

イオンモールハドンの4つの魅力とは

イオンモールハドンの魅力として紹介したいのは次の4つです。

  1. 専門店の多さ
  2. 魅惑のフードコート
  3. 日本人向けのスーパーマーケット
  4. 毎月5日と20日は5%オフ

それぞれの魅力について、さらに詳しく解説していきますね。

約220店舗という専門店の多さ

イオンモールハドンにある専門店の中には私たち日本人が馴染みのあるものがたくさんあります。

専門店220店舗のうち40%がベトナム初出店となるようなので、どんな店ができるのか楽しみですね。

右下に見えるのがスターバックスコーヒーです。11/26時点ではまだ開店していませんでした。
おなじみのダイソー。ベトナムではひとつ40,000ドン(およそ200円)しますがベトナム人に大変人気です。
ペッパーランチは少し高級路線です。
毎週月曜はパスタ、水曜はピザが1つ注文したら2つ目が無料です。

日本人にもベトナム人にも魅力のフードコート

ベトナムの大型スーパーには大抵フードコートがついていて、安くて気軽に食べられるその場所にはたくさんのベトナム人が賑わっています。

でもベトナム人には魅力的なフードコートでも、日本人にとってはそうではありません。汚くて、あまりおいしくない。そしてマナーに至っては皆無です。

しかしイオンモールのフードコートやイートインスペースは、ベトナム人はもちろん日本人にとっても魅力的な場所となっています。

常に清掃員が待機していて、食べた後綺麗に掃除してくれます。また日本人にとっても魅力的な(綺麗な)ベトナム料理や日本料理がいくつもあります。

ベトナム仕様のお寿司から日本人が好む寿司までいろいろあります。
ベトナムで安くて美味しいお寿司を食べたいならここです。
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この他にも魅力的な食べ物や飲み物がたくさんありますので、ぜひご自身の目で確かめて下さいね。

イオンモールハドンは、3階にも食堂が並んでいる飲食店街があります。

日本人向けのスーパーが嬉しい

イオンスーパーマーケット正面

ハノイには大型スーパーが増えていますが、あまり綺麗でなかったりベトナム人がしたい放題したりしていることもあります。

果物売り場で勝手に試食して、皮をそのまま捨てるなんて当たり前。筆者が行ったベトナムの某ローカルスーパーでは、下着売り場で親が子供に「試着」しているのを目撃してしまいました。その下着は買われることなく売り場に戻されていました…

一方イオンモールのスーパーはまず綺麗です。そして買う人もなんだか少し余裕のある人が多いように思えます。

日本人なら何がどこに売っているかがすぐにわかるように設計されているのも嬉しいところです。

食品売り場が綺麗というこの当たり前のことが、イオンモールに行けば感動さえさせられます。

イオンスーパーにはトップバリュがある

ベトナムの生活では日本の調味料を手に入れるのはそれほど簡単ではありません。日本から輸入したものは、日本で買う定価価格の2倍しますので、抵抗があります。

しかしイオンスーパーにはプライベートブランドのトップバリュがありますので、基本的な調味料が比較的安く購入できます。

以下はイオンスーパーで買える日本の調味料とその値段です。

調味料容量値段
料理酒500ml50,000ドン(約230円)
醤油(ヤマモリ株式会社)1L90,000ドン(約400円)
さしみ醤油200ml55,000ドン(約250円)
ポン酢360ml50,000ドン(約230円)
中濃ソース300ml50,000ドン(約230円)
とんかつソース300ml50,000ドン(約230円)
ウスターソース300ml45,000ドン(約200円)

日本と比べると少し高いですが、それでもベトナムでこれらの商品が買えて、しかもこの値段というのは嬉しいですよね。

毎月5日と20日は5%オフ!

「毎月5日と20日のイオン会員の日は5%割引」と書いてあります。

ポイント還元率5%になるカードなんてそうそうありませんが、イオンモールではポイント5%還元ではなく5%オフなので買った商品の全額から5%割り引いてくれます。

この割引はスーパーだけではなく専門店を除くイオンモール全店の適用となりますので、イオンに行く日は5日と20日と決めておきましょう。

割引をしてもらうためにはイオンのポイントカードに入会する必要がありますが、パスポート(写真でも可)があれば外国人でも入会できます。

イオンのお客様カウンターに行くか、上記の写真の中にあるQRコードからアプリをダウンロードしてください。

このポイントカードは10,000ドンにつき1ポイント=0.1ドンなのでポイント還元率は1%です。もちろんイオン会員の日もポイントが貯まりますし、ご使用のクレジットカードのポイントも貯まります。

「10,000ドンにつき1ポイントで300ポイント貯まると30,000ドン相当の商品券を差し上げます」と書かれています。
商品券を受け取りたい時はパスポート(写真でも可)を用意してお客様カウンターに行ってください。

ベトナム イオンモールの戦略と今後の展開で予想されること

イオンモールの拡大やベトナム全土にあるイオンモールの位置などを調べると、イオン株式会社がいかに入念に戦略を練っているかがわかります。

ベトナムイオンの歴史とイオンモールハドン

イオンモールハドンはベトナム5号店となります。イオンモールの歴史は2014年に始まり、その後3年の間に4店舗まで増やしています。

店舗店舗名開店
1号店イオンモール Tan Phu Celadon2014年1月
2号店イオンモール Binh Duong Canary2014年11月
3号店
ハノイ1号店
イオンモール Long Bien2015年10月
4号店イオンモール Binh Tan2016年7月
5号店
ハノイ2号店
イオンモール Ha Dong2019年12月
6号店イオンモール Hai Phong2020年下期開業予定
7号店
ハノイ3号店
イオンモール Hoang Mai2022年下期開業予定

しかしベトナム5号店となるイオンモールハドンは、4号店から3年以上経っています。

これは「これまでのイオンモールが確かに成功したという確信のもとに今回の5号店以降の計画が始まった」ということが読み取れます。(実際イオン株式会社はベトナム進出3年で黒字を叩き出しています)

5号店のあるハドンは、ベトナム初のBRT(バス高速輸送システム)やハノイ都市鉄道など公共交通網の整備が進んでいて、中心部へのアクセスが繋がりやすい場所へと整備されています。

そんな状況もありハノイ市ハドン区は、現在人口が増え続けているハノイ市の中でも今後とりわけ人口増加が加速していくことが予想されています。

まだイオンモールハドン周囲は開発中の故、今回のイオンモールハドンが黒字になるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、一度黒字となればその後急速に黒字が進むことでしょう。

ベトナムイオンの戦略とベトナムロッテの戦略

韓国企業のロッテ※はハノイの中心部に大型店舗をいくつもオープンさせているのに対し、イオンは中心部には小型店舗を出店させ、少し郊外にイオンモールという大型店舗をオープンさせるという戦略をとっています。

※厳密にいうとロッテは韓国と日本の半々の企業です。

ハノイにおいてイオンモールはハノイの中心部にあるFIVIMARTやCitimartと提携し、それらを含む中心部のいくつかの場所に無料バスを走らせ、中心部から郊外にあるイオンモールロンビエンやイオンモールハドンへと繋いでいます。

残念ながらFIVIMARTは2018年8月29日にイオン株式会社と提携を解消し、現在はVinMartになっています。

イオンモールハドンはベトナム人中流層を狙っているようで、どちらかというと高級のものよりも安くて良いものを売ろうとしているのを見て伺えます。

一方ベトナムのロッテはイオンよりも高級路線で攻めているように思えます。ロッテには高級ブランド店が立ち並び、日本人でもびっくりする値段となっていますが連日賑わっています。

以前書いた「ジャコウネココーヒーは偽物だらけ!本物の特徴と見分け方」でも紹介した本物のジャコウネココーヒーの豆は、70gで2,500,000ドン(およそ12,500円)で売っていると紹介しましたが、これはロッテのスーパーで販売しているものです。

戦略は違えどもロッテもイオンも共にベトナムで成功しています。今後ベトナムにおいてどちらがより店舗を増やしていくかが楽しみなところです。

今後はハノイでもミニストップの展開か

ハノイにもついにMINISTOPの文字が

ミニストップはイオン系列ですので、今後ハノイにミニストップが出店するというのは十分に考えられることです。

ベトナム全国でみると、ベトナム経済の中心部であるホーチミンシティにはミニストップが出店していて、郊外にはやはり大型のイオンモールがあります。

それでイオン株式会社はFIVIMARTとの提携が終了している今、経済状況が上がっているハノイにもミニストップ出店を視野に入れている可能性は高いといえるでしょう。

ハノイは今のところ日系のコンビニはサークルKしかありませんので、ミニストップができるのは私たち日本人にとって嬉しいところですね。

まとめ イオンモールハドンに行って感じたこと

イオンモールハドンは入念な戦略のもと、確実に成功することを予測した上で計画が進んできたことがわかりました。

筆者はイオンモールに先行オープンの時に行ってきましたが、まだ専門店のほとんどは開店していなかったのにもかかわらず大勢の人がいました。きっと土日にはさらに増え、オープン後は大混雑となるはずです。

それにしても専門店がほとんど出来ていない中途半端なところで先行開店させてしまう、というのはベトナムならではです。このようにイオンモールハドンは日本人の心をつかみつつ中流層のベトナム人を主なターゲットとしています。

イオンモールハドンはこれから、日本人にもベトナム人にも愛されるショッピングモールとなっていくでしょう。

さてハノイには日系のスーパーが増えてきていますが、その中でもハノイ在住の日本人なら特に行ってほしいのがスーパー富分です。もしまだ一度も行ったことがないなら下記の記事をどうぞお読みください。

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