アイスコーヒーを自宅で飲みたいけどどんな豆を選んだらいいのだろう
ホットコーヒー用の豆と何が違うんだろう
喫茶店で飲むアイスコーヒーって普段飲んでいるコーヒーと味が全然違うので、いざ自宅用に買おうと思うと何を買ったらいいのか迷いますよね。
「暑い夏でも朝はホットコーヒーを飲みたい」なんて人は、アイスコーヒー専用の豆を買うのも抵抗があるかもしれません。
実はアイスコーヒーの豆とはアイスコーヒー用にブレンドや焙煎をしているだけで、ホットコーヒーにしてもアイスコーヒーにしても美味しいコーヒー豆もあります。
このように自分でアイスコーヒーにあう焙煎方法や豆の選び方を知っておけば、より好みのアイスコーヒーに近づけます。
今回はそんなあなたが本当に飲んで美味しいと思えるアイスコーヒーに出会えるように、アイスコーヒー豆について解説します。
Contents
普通のホットコーヒー用の豆とどう違うの?アイスコーヒー用の豆の選び方

アイスコーヒーの豆とは、コーヒーの知識を持っている人がアイスコーヒーにあうようにその経験からブレンドや焙煎をした豆のことで、酸味を抑え苦味を強調した深煎りの真っ黒(写真右下)な色が特徴です。
ホットコーヒー用の豆ははどれもアイスコーヒーとしても飲めますが、アイスコーヒー用の豆はホットコーヒーにすると苦味が強すぎて酸味がないのであまり美味しくありません。(ただしエスプレッソやカフェラテなら美味しく飲めます)
喫茶店のようなアイスコーヒーを飲みたいなら、美味しいコーヒー豆を売っているコーヒー屋さんのアイスコーヒーブレンドを買うのが一番ですが、自分で選び方を知っていると自分好みの味に辿り着けます。
ここではアイスコーヒーにあうコーヒー豆を見つけるために次の条件について詳しく解説します。
- コーヒー豆の産地
- 焙煎方法
- 挽き方と器具
- 豆の量
アイスコーヒーに本当にあうお勧めのコーヒー豆の産地3選+隠れた1品
ホットコーヒー用の豆はどれもアイスコーヒーとしても飲めますが、とりわけアイスコーヒーあう豆は次の3つです。
- マンデリン
- ブラジル
- コロンビア
事実これらの豆は喫茶店のアイスコーヒーやアイスコーヒー用の豆のブレンドでもよく使われています。
これら基本的な3つの産地に加えて、新しい味ベトナムのコーヒー豆もあわせて紹介します。
いわゆる「喫茶店のアイスコーヒーが飲みたい」という人にお勧め!マンデリン
酸味が少ないのが特徴のインドネシア・スマトラ島のマンデリンは、アイスコーヒーの代名詞ともいえるコーヒー豆です。
ホットで飲むと少し物足りない気がする人もいますが冷たいアイスコーヒーは酸味が際立ちキリッとした苦味とコクのバランスが絶妙のアイスコーヒーになります。
何を飲んだらいいのかわからないというコーヒー初心者にお勧め!ブラジル
コーヒー豆輸出量世界一のブラジルは、アイスコーヒーにしてもホットコーヒーにしてもクセがなく万人受けする味です。
酸味・苦味・コクのバランスが非常に良いので浅めの焙煎でも深めの焙煎でも楽しめます。
コーヒー豆本来の味を楽しみたいなら少し浅めに、苦味のきいた味を楽しみたいなら深めにローストしましょう。
コクや風味をしっかり楽しみたい人にお勧め!コロンビア
コクや風味を楽しむためには少し浅煎りにするのが基本ですが、コロンビアは深煎りにしても風味が飛ばないのが特徴です。
アイスコーヒーのあの苦味を楽しみながら、コーヒーの風味もしっかりと感じることができます。
甘党の方なら一度は飲んでみよう!ベトナム
あまり知られていませんがベトナムはブラジルに次ぐ世界二番目のコーヒー輸出量を誇るコーヒー大国です。
ベトナムでは濃く抽出したコーヒーに、氷とコンデンスミルクをたっぷり入れて飲むアイスコーヒーがスタンダードで、甘いコーヒーが好きな方は絶対に気にいる味です。
ロブスタ種独特の苦味を味わいたい人はブラックでも楽しめます。ベトナムのおすすめコーヒー豆については下記の記事を参考にしてください。
アイスコーヒーの焙煎方法は深煎り!でも好みによります

8種類ある焙煎方法の中で、アイスコーヒーは⑥のフルシティローストか⑦のフレンチローストが最もよくあいます。
私たちの舌は冷たいものを飲むとき苦味を弱く酸味を強く感じやすいので、上記の表にあるような苦味が強く酸味が弱い深煎りローストだと程よい酸味に苦味をしっかり感じることができます。
しかしこれは人の好みで、私の場合苦味がしっかり効いた深煎りのアイスコーヒーは外出した時にたまに飲むなら美味しいのですが、家で毎日飲みたいのは④のハイローストか⑤のシティローストです。
人によっては浅煎りのコーヒー豆を上手に淹れて酸味をしっかりと楽しむ強者もいます。どうぞこれらを参考にしてご自分の好きなアイスコーヒー用のロースト方法を見つけてください。
アイスコーヒーは細かく挽くのがベター!でも器具によります

アイスコーヒー用のコーヒー豆を挽く時の粗さは苦味が強く酸味が弱い細かめに挽くのがポイントです。
しかし挽き方はアイスコーヒーかホットコーヒーかよりも器具に何を使うかのほうが重要ですので、上記の表を参考にしてください。
ここでは5種類の挽き方を紹介していますが、喫茶店やコーヒー問屋が使うようなコーヒーミルは、5つそれぞれがさらに2〜3種類あり、合計で12〜13種類あります。
それで例えば「ペーパードリップ」や「コーヒーメーカー」でアイスコーヒーを淹れるなら、③の「中細挽き」の中の一番細かい挽き方お勧めです。
基本がわかって色々な弾き方を試してみたら、あとは自分好みのアイスコーヒー用の挽き方を見つけてください。
アイスコーヒーを入れるときの豆の量はホットコーヒーの2倍
アイスコーヒーは氷で急冷して薄くなってしまいますので、水の分量は同じで通常の2倍のコーヒー豆を使うとちょうど良い濃さになります。
例えばホットコーヒーなら150mlに対して10gのコーヒー豆を使いますが、アイスコーヒーならその倍の20gを使います。
実際コーヒーを淹れる時まだまだコーヒーが出そうな気がしますが、残ったコーヒー豆から抽出されるコーヒーはえぐみが出てまずいので150ml抽出したらすぐにドリップを取り除いてください。
抽出したコーヒーは氷で急冷しますので、最終的には300mlくらいになります。
アイスコーヒーにあうお勧めのコーヒー豆はネット通販で買おう

コーヒー豆は焙煎してから酸化し始めますので、焙煎してから1ヶ月すぎると徐々に風味が落ちてきます。
スーパーでコーヒー豆を買うと、焙煎してからしばらく経っているものが置いてありますので、賞味期限内であったとしても味は落ちてしまいます。
そこでここではネット通販で買える、お勧めのコーヒー豆を選びました。それぞれ特徴が違いますので、あなたの生活スタイルや経済状況にあわせて購入してみてください。
感動するコーヒーに出会えます!「青豆珈琲」のアイスコーヒー豆
青山珈琲はJ.C.Q.A認定 生豆鑑定マスター 永田氏が世界中のコーヒー豆から 選りすぐりの一品を集め、1日300杯も売り上げるコーヒーです。
コーヒー豆の種類はいくつかありますが、その中でも綺麗な口当たりと飲みやすい口当たりが特徴のブラジル「カルモデミナス フローラルブルボン」と全生産量のわずか3%のコロンビア高級豆「エメラルドマウンテン」はとりわけアイスコーヒーとして飲むのにお勧めです。
また独自のブレンドで作った「アイスブレンド」はお試し3点セットもありますので、まずは気軽に試してみてください。青山珈琲はそのほかいろいろな美味しい珈琲豆を販売していますので、下記の写真をクリックしてください。

安くても美味しい「古川珈琲」のアイスコーヒー豆
「アイスコーヒー豆にそこまでお金をかけたくない…でも美味しいコーヒーが飲みたい…」
そんな贅沢な悩みに答えてくれるのが古川珈琲のアイスコーヒーです。こちらはなんと送料込みで1g当たり約1円という安さ。
それでも注文したら焙煎したての新鮮なコーヒー豆を送ってくれますので、スーパーで買うコーヒー豆と味が全然違います。
またここの嬉しいところはたくさんの種類から4つ選べますので、いろいろなアイスコーヒーの味を楽しむことができます。
選べばインスタントコーヒーでも美味しいINIC
最後にお勧めするのは、「心を癒す芳醇なトップアロマ」のインスタントコーヒーINIC。「アイスコーヒーを淹れるのは慣れていないので面倒臭い」という人に特にお勧めです。
冷たいアイスコーヒーでもたったの5秒で溶けるプレミアム微顆粒タイプで、一度味わったら今まで飲んだインスタントコーヒーはなんだったんだろうという衝撃を味わいます。
その中でも「INIC お試しアイスコ-ヒーセット~ Daytime Ice Aroma ~〔送料無料お試しセット〕」は、コロンビアを中心にブレンドしたコーヒー豆で、アイスコーヒーのあの味をインスタントで手軽に飲めます。
下記の写真をクリックしてください。

【まとめ】豆の選び方がわかったら美味しい入れ方を

今回はアイスコーヒー豆の選び方を解説しましたが、まとめますと次のようになります。
お勧めの方法 | その他 | |
---|---|---|
コーヒー豆の産地 | マンデリンかブラジルかコロンビア | これらが含まれているアイスコーヒーブレンドもお勧め |
焙煎の仕方 | フルシティーローストかフレンチロースト | 個人的には「シティロースト」がお勧め |
弾き方と器具 | ペーパードリップやコーヒーメーカーなら「中細挽き」の中で一番細かくする | 酸味を出したいならちょっと粗めに挽いても良い |
豆の量 | 150mlに対し20g(ホットコーヒーの2倍) | 豆の量が多ければおいしい部分だけを抽出できる |
これらはあくまで基本ですので、まず基本のアイスコーヒーの味を確かめ、そこから微調整していけば自分の飲みたいアイスコーヒーに出会えることになります。
豆の選び方がわかったなら、次にアイスコーヒーのおいしい入れ方について解説している次の記事に進んでください。
また次の記事では美味しいコーヒーを作るための条件やお勧めの器具を紹介しています。
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