「海外にいるからもうクレジットカードは持てない…」
「クレジットカードが欲しいけど年収がゼロ…」
「年収100万円以下だけどゴールドカードやプラチナカードって持てるのかな?」
あなたがもしこのような悩みを抱えていたとしてもどうぞ安心してください。ほとんどの場合あなたは新しいクレジットカードを持つことができます!
確かに上記の条件の人は審査を通すのは少し難しいですが、今回紹介する裏ワザで審査を通すことは可能です。もちろんこの方法は合法であり、詐欺ではありません。要は「書き方」の問題ということです。
このように実際クレジットカードの審査に落ちてしまった、あるいは落ちそうだから申し込まないという人の多くはクレジットカードの審査基準を知らないだけが原因です。
今回はクレジットカードの審査基準をわかりやすく解説し、審査に落ちそうな人でも審査を通す裏ワザをお伝えします。
この方法を伝授した海外在住の知り合いは、年収たった80万円で楽天プレミアムカード(楽天ゴールドカードよりワンランク上のカード)を入手できました。その他にも無職(と本人が思っていた)でもクレジットカードの審査が通った方もたくさんいます。
あなたががクレジットカードの審査が通らないことに不安を感じているなら、どうぞこの記事を読んで、書かれていることを試してみてください。
「もしかして審査なしだったのでは?」とさえ思ってしまうとっておきの方法をお伝えします!
Contents
海外在住でもクレジットカードを作るのは可能
日本にいない海外在住者でも、日本に家族がいればクレジットカードの発行は可能です。ただし最低限次の条件が揃っていなければなりません。
- 免許証など日本の住所を証明するもの
- 日本にある本人名義の銀行口座
- クレジットカードを郵送するための住所
- 発送方法が簡易書留
海外にいる方はクレジットカードの郵送が簡易書留であるかどうかを必ず確認してください。
簡易書留は本人以外でも受け取れますが、本人限定の場合たとえ配偶者であっても受け取ることはできませんので、一時帰国の際に申し込む必要があります。
逆に言いますと条件はたったこれだけですので、ほとんど全ての海外在住者も新しいクレジットカードを発行できます。
もちろん日本の会社に就職していなくても、収入源を考えればそれを全て報告できますので審査は通ります。
海外在住者におすすめのクレジットカード
海外在住者におすすめのクレジットカードは、その目的によっても違います。
- 海外旅行保険を充実させたい
- 審査が優しい
- 海外ショッピングがお得
- 海外ATMの手数料が安い
- 海外での特典が高い
それぞれおすすめできるクレジットカードを紹介しますね。
海外旅行保険が充実しているクレジットカード
海外在住者は海外旅行保険が充実しているカードを持っていることをおすすめします。
保険に入っていない人は必須ですが、すでに海外旅行保険に入っている人もその保険に上乗せすることができるからです。
90日以内なら持っているだけで保険が適用になる自動付帯の海外保険がおすすめですが、海外で長期間滞在する予定のある方は、リクルートカードのような利用付帯の海外保険が付帯しているクレジットカードをおすすめします。
利用付帯の海外保険がなぜ優れているのかということなど海外旅行保険について詳しくは、下記の記事を参考にしてください。
自動付帯のクレジットカードが欲しい方は次の記事を参考にしてください。
審査が優しいクレジットカード
クレジットカードの審査の難易度は、次のような順番になっています。
消費者金融系カード→流通系カード→銀行系カード→ゴールドカード→プラチナカード |
審査が通りやすいカードのなかで、とりわけ海外に行くとメリットが高いクレジットカードには次のようなものがあります。
なお下記に紹介するクレジットカードは全て、年会費が永年無料です。またそれぞれのカードの特徴をクリックすれば、意味を詳しく解説した記事にジャンプします。
名称 | 海外でのメリットと特徴 |
---|---|
アコムACマスターカード | 即日発行可能。海外での両替手数料がほぼ無料 |
セディナカードjiyu!da! | 海外での両替手数料が安く、海外でのポイント還元率が1.5% |
楽天カード | ポイント還元率が1.0%。海外旅行保険が無料でつく(利用付帯。障害疾病治療最大200万円) |
リクルートカード | ポイント還元率が1.2%。海外旅行保険が無料でつく。(利用付帯。障害疾病治療最大100万円)90日以上の海外旅行保険にも対応可能。 |
エポスカード | 即日発行可能。海外旅行保険が無料でつく。(自動付帯。障害治療200万円疾病治療最大270万円) |
また楽天カードは、下記のサイトから入会すればポイントが貯まりますのでご利用ください。
楽天カードの海外保険は2020年10月の改悪により募集型企画旅行(いわゆるツアー料金)を申し込んで楽天カードで決済しなければ保険が適用されなくなりました。
私の友人で40代でスーパーホワイトの人がいましたが、エポスカードも楽天カードも審査に通りました。
このように審査が通りやすくて、海外でのメリットが高いカードはたくさんありますので、審査に不安な人はまずこちらのカードに入会してみてください。
海外ショッピングの手数料が安くポイント還元率が高いクレジットカード
クレジットカード名称 | 海外ショッピング (ポイント還元率-手数料) | 年会費 |
---|---|---|
Orico Card THE WORLD | +0.6% | 初年度無料、次年度9,982円(税込) |
セディナカードjiyu!da! | -0.9% | 無料 |
リクルートカード | -0.4% | 無料 |
クレジットカードのメリットは、ポイントが還元されることですが、国内利用と海外利用ではポイント還元率が違う場合がありますので注意が必要です。
海外でカード払いで買い物をするとき、カード会社に1.5%前後の手数料を支払うことになっていますので、0.5%のポイント還元率だと手数料がかなりかかってしまいます。
しかし海外利用でポイント還元率1%というクレジットカードはたくさんありますし、カードによっては2%以上のものもあります。
ATM利用料や手数料が安いクレジットカード
クレジットカード名称 | 海外キャッシング手数料 | 年会費 |
---|---|---|
Orico Card THE WORLD | ATM手数料:100〜200円 キャッシング手数料:約1.5〜3% | 初年度無料、次年度9,982円(税込) |
アコムACマスターカード | ATM手数料:無料 キャッシング手数料:ほぼ0円 | 無料 |
セディナカードjiyu!da! | ATM手数料:無料 キャッシング手数料:約0.3% | 無料 |
リクルートカード | ATM手数料:100〜200円 キャッシング手数料:約1.5〜3% | 無料 |
海外での現金は空港や銀行で両替するという人も多いと思いますが、実はATMでクレジットカードを使って両替するのが手数料を一番安く済ませる方法です。
ATMはいつでも引き出せて色々な場所にありますので、クレジットカードで外貨に両替するという方法はものすごく便利ですが、その上手数料も安い最高の方法です。これを利用しない手はありません。
クレジットカードをATMで引き出すと、「利用料」と「手数料」が取られますが、それでも空港や銀行で両替するよりも相互的にみて費用は安くなります。
さらにカードの種類とある裏ワザを使えばATM利用料が無料で、手数料も格安、あるいは実質無料になる方法もあります。
海外での特典が高いクレジットカード
クレジットカード名称 | 特徴 | 年会費 |
---|---|---|
楽天プレミアムカード | 単身者向け | 11,000円(税込) |
オリコカード・ザ・プラチナ | 家族向け | 20,000円(税込) |
TRUST CLUB プラチナ | 家族向け | 38,500円(税込) |
クレジットカードはポイントだけでなく色々な特典があるのが魅力の一つですが、とりわけ海外での特典には以下のような素晴らしいものがあります。
- 料理・アルコールが提供される空港ラウンジの利用
- 空港までの行き帰りを手ぶらで行ける「空港手荷物無料宅配」
- 飛行機が遅れたり欠航になった時のホテル・食事・予約のキャンセル代などが賠償される航空機遅延保険(楽天プレミアムカードはない)
これらは年会費が有料のクレジットカードだけの特典ですが、海外によく行かれる方は年会費分はすぐに元が取れますので検討する価値はあります。
クレジットカードにおける審査の仕組みと審査が通りやすくなる方法
クレジットカードの審査は、大きく分けると次の2つの情報に基づいて行なっています。
- 入会申込書に基づく情報
- 個人信用情報に基づく情報
この仕組みを理解していれば、あなたがもし年収が少ないなど不利な点があったとしても、他の点で補うことができますので審査が通ります。
それぞれの点について、詳しく解説していきますね。
入会申込書に基づくスコアリング
スコアリングは、主にクレジットカードの入会申込書に書かれている内容と、必要な場合は直接確認をすることによって判断します。
それで申込欄に嘘の情報を書くと、カード会社が確認した時にバレてしまいそれだけで審査が落ちる原因になってしまいますので絶対にやめましょう。
スコアリングの審査基準と影響する要素は次のようなものです。
審査項目 | 審査基準 | スコアリングに影響するもの |
---|---|---|
職業 | 安定しているかどうか | 大企業、公務員、医者等は高い 主婦、学生は意外と高い パート、派遣、自営業は低い 無職、フリーターは最も低い |
年収 | 返済能力があるか、カード利用額 | 多ければ多いほどいい |
電話番号 | 連絡がつきやすいか | 固定電話と携帯電話があると高い |
年齢 | 今後どれほどカードを利用するか | 10代、20代がピークで、その後減少していく |
住宅と居住年数 | 返済ができずに逃げ出す可能性があるか | 持家で居住年数が長ければ長いほどいい |
家族構成 | 家族を養う経済力があるか | 配偶者がいる方が良い |
借金や借入 | 返済能力があるか | 無理な借入はスコアが下がる 自動車ローンや住宅ローンを組めているとスコアが上がる |
「意外な点も含まれている」と思われ項目もあったかもしれません。このように年収や職業欄はあくまでスコアリングの一部なので、他の面でスコアが高ければ低収入でも審査を通すことは可能です。
個人信用情報はできるだけ綺麗に
個人信用情報とは「個人信用情報機関」というところで管理されていて、全てのカード会社を含む金融機関が自由に閲覧することができる情報です。
個人信用情報の中には、次のように今までの全てのクレジットカードの利用履歴、金融情報情報が書かれています。
- カードの返済、ローンを60日以上怠った
- 半年の間に複数のカードに入会している
- 過去5年以内に債務整理をしている
- 過去10年以内に自己破産している
もし個人信用情報の中に上記の内容があるなら、クレジットカードの審査はほぼ落ちることになります。
クレジットカードの年収はだいたいでOK!審査を通りやすくする裏ワザ
クレジットカードの審査に大きく関わるのは年収について虚偽の報告をするのは絶対にダメですが、それでも「だいたいでOK」であることを覚えておくことは大切です。
実際にう少し報告できるのに間違えて報告してしまって、審査が落ちてしまう人がいるからです。
クレジットカードの審査は落ちてもその理由は教えてもらえませんが、大体の予測ができますので、ここでは審査が落ちる理由とその対処法について解説します。
就職していない場合は収入源を考える
無職はスコアリングはかなり低くなってしまいますし、クレジットカードによっては無条件で審査に落とされてしまいますので、できるだけ避けたい所です。
もし仕事を辞める予定があるなら、できれば就業期間中にクレジットカードを申し込んでおきましょう。
すでに仕事を辞めていたとしても、今少しでも収入を得ているものがあれば「自営業」として報告することができます。収入の中には次のようなものもあります。
- インターネットで何かを売って収入を得ている
- ライターなど、フリーランサーとして収入を得ている
- 海外で日本語や外国語を個人的に教えて収入を得ている
この場合「無職」ではなくて、「個人事業主」ということになりますね。
逆にあなたに安定した収入のある配偶者がいるなら、無理にわずかな収入を報告するよりも「主婦(主夫)」として報告する方が良いでしょう。
年収を報告するときは、次の点に注意してください。
見込み年収で報告する
見込み年収とは、1年どれほど収入があるかを大まかに計算するというものです。例えば、毎月定期的に収入があるならそれを12で掛けて報告することができます。
年収はだいたいの目安でOK
年収はキリのいい大体の数字で報告してください。例えば年収が112万だったら120万円と報告しても大丈夫です(見込み年収なので)。ただ同様の年収で150万円と報告すると、「虚偽の報告」と判断されてしまう可能性がありますので、常識の範囲内でお願いします。
手取りではなく税込み金額を報告する
給料から保険や所得税などを引かれている場合は、それら全てを含めた金額を報告してください。またフリーランサーや自営業として働いているなら、顧客からもらった消費税も年収に含めることができます。
年収が少ないなら世帯主の情報を
親と一緒に住んでいる場合、あるいは海外に行っていて住所を日本に残している場合、以下の点など報告できるものはなんでも報告してください。
カード会社にもよりますが、世帯主を含めた貯金額なども報告できるところもありますので、忘れずに記載してください。
これらの情報はあなたがカードで借りたお金を持ち逃げすることのないことを保証するもので、あなたの職業や年収と同様高いスコアリングとして計算されます。
過去に支払い遅延や金融事故を起こしたら待つ
クレジットカードの返済や他のローンなどの返済を60日以上過ぎると、金融事故と見なされいわゆるブラックリスト入りしてしまいます。
60日以内の遅延でも信用に傷がつき審査が通りにくくなりますが、60日を超えるとそれが例えわずか1円の金額であったとしても、審査を通過するのはかなり難しくなります。
しかし個人信用情報機関に残された情報は5年までとなっていますので、5年が過ぎるまで待てば、それまでの記録は完全になくなります。この時の状態は「スーパーホワイト」と呼ばれます。
スーパーホワイトなら審査が優しいクレジットカードから
スーパーホワイトは「クレジットカードを持ったことがない人」か「過去5年以上前に金融事故を起こした人」のどちらかでしかありません。
もしあなたが20代初めでスーパーホワイトなら、カード会社は「クレジットカードを持ったことがない人である可能性が高い」と判断しますのでほとんど問題ありません。
しかしあなたが30代を過ぎてスーパーホワイトなら、カード会社は「なぜ今までクレジットカードを持たなかったのか」と疑問を持ちます。なぜならクレジットカードの保有率は8割を超えているからです。
クレジットカードの保有率は 84.2%、保有者一人あたりの平均保有枚数は 3.2 枚となり ました。なお、保有枚数 2 枚が 25.2%、1 枚が 23.0%、3 枚が 20.7%となり、「2 枚持ち」 が最も多い結果となりました。
引用元:JCB 公式ホームページ「JCB、『クレジットカードに関する総合調査』2016 年度の 調査結果を発表」より
https://www.global.jcb/ja/press/00000000162407.html
それで「クレジットカードを持ったことがない人」よりも「金融事故を起こして5年以上経ちスーパーホワイトになっている」可能性が高いという判断になり、結果審査がかなり不利になってしまいます。
この場合審査が優しいクレジットカードを入手して、毎月の支払いをきちんと済ませていればあなたのカード利用記録がついて信用情報に良い情報が載せられ、5年後には完全にスーパーホワイトの状態から抜け出せます。
それまで支払いを遅れることなくきちんと支払えば、あなたが例え過去に金融事故を起こしていたとしても、ゴールドカードやプラチナカードなど審査の厳しいカードも入手できる可能性が高まります。
なお審査が優しいカードの種類については「審査が優しいクレジットカード」の見出しを参考にしてください。
クレジットカードで審査NGになった方や不安な方
審査が優しいクレジットカードでも審査が通らなかった人でも、クレジットカードを持つ方法があります。
ほとんどの人が持つことができる「クレジットカードのようなデビットカード」と「デビッドカードのようなクレジットカード」を紹介します。
どうしても審査に通らないならデビットカードを
今回紹介した方法を試してみてもクレジットカードの審査に通らないなら、審査のいらないデビットカードを検討してみましょう。
デビットカードはショッピングで使ったお金を銀行口座から直接引き落とすカードなので、銀行口座さえ持っていれば誰でも審査することなく入手することができます。
VISAやMastercard等国際ブランドもついていますので海外のショッピングやネットショッピング等、クレジットカードとほとんど同じように使えます。
ただデビットカードは「デビットカード」であり、「クレジットカード」ではありませんのでクレヒスを積めず、デビットカードを使っていても信用情報は有利にならないというデメリットがあります。
もしクレジットカードが欲しいけど審査が不安なら、「デポジット型クレジットカード」があります。
どうしてもクレジットカードが欲しい方はデポジット型クレジットカード
審査NGの方審査が不安の方でデポジットカードではなくクレジットカードが欲しい方は、デポジット型クレジットカード【Nexus Card】をおすすめします。
ネクサスカードを最もおすすめする理由は、審査があまいのにデポジットカードではなくクレジットカードなのでクレヒスを積めるところです。
つまり他のクレジットカードで審査が落ちた人でも、このネクサスカードを半年、1年使っていればあなたの信用情報はかなり有利になり、他のクレジットカードの審査が通りやすくなります。
ネクサスカードは基本的には一般的なクレジットカードと同じなんですが、次の特徴があるので審査をあまくすることができました。
デポジットの額だけキャッシングでき支払いの遅れは事実上なくなるので審査を極限まであまくすることができるんですね。
このようにネクサスカードは審査が不安な人を対象にしたクレジットカードなので、発券率が非常に高く、過去に審査NGになった方も審査が通ったという人がたくさんいます。
Nexus Card | |
発行費用 | 550円(税込) |
年会費 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%(200円につき1ポイント) |
国際ブランド | MasterCard |
発行目安 | 約2週間 |
利用限度額 | 5万〜200万円 |
審査が不安な方向けクレジットカード
【まとめ】海外在住でも審査基準を知ればクレジットカードを作ることができる
今回は海外在住の人などクレジットカードの審査が不安な人がクレジットカードを作る方法について解説しました。
- 虚偽報告をしない
- 年収が低くても他のスコアリングで稼ぐ
- 無職でも収入源や配偶者の収入を考慮する
- 金融事故を起こしているなら5年まつ
- 信用情報に不安があるなら流通系のカードを持って信頼を築く
- クレジットカードの送付方法が簡易書留である
- それでも審査がNGならデポジット型クレジットカード【Nexus Card】
クレジットカードの審査で年収や職業は一つの基準にすぎませんので、他の要素が良ければ年収がゼロの方、自営業の方も審査に通る可能性があります。
大事なのは「正しい知識に基づいて正確に報告すること」と、「自分にあったクレジットカードを選ぶこと」です。
最近は審査が通りやすいカードの中にも、海外で役に立つ魅力的なカードがたくさんあります。
海外で使うとメリットが高いクレジットカードがありますので、あなたがもし「新しいクレジットカードの入会は無理」だと思っても諦めないでください。
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